アメリカにより原爆が広島に投下されてから、

本日で73年目になりました。

 

第二次世界大戦が終わってから、もう73年も経つのですね。

当時の戦争を実際に経験し、記憶として覚えている方は、

おそらく、そう多くはいらっしゃらないでしょう。

それだけ時が経ってしまったということだと思います。

しかし、戦争を実際に経験していない私たちの多くは

「戦争というものは、二度としてはいけない」と考え

「平和」を強く願っています。これは非常に良いことです。

 

しかし、私が思うのは

 

具体的に「平和を実現するには、こうした方が良い」

という意見をお持ちの方は、あまり多くない

 

ということです。これは、以前私がブログでお話した

抽象的なものを具体化する力」にもつながるのですが、

私が指導している学生の多くは、

「どうしたら平和でいられるのか?」という具体的な案を

あまり考えたことがないように思えます。

我々には

 

先輩が作ってくれた、この「平和」を維持させ、

次の世代へと引き継がせる責任がある

 

と私は考えています。もちろん、「そういったことを

あまり具体的に考える必要がないぐらい平和」というのが

今の日本社会なのですが、この混沌の時代。

一寸先は闇です。明日、日本で大規模なテロが起きても

全くおかしくない時代です。

そのため、

 

どうしたら、この平和を維持できるのか?

 

ということを、今日という日をきっかけに

少し考えてもらえたいですね。

 

「きっかけ」と言えば、 中学校の英語で

ニューホライズンを使っている生徒さんなら、

中学3年生で「A Mother’s Lullaby (母の子守歌)」

というお話を読むと思います。

これは、まさにこの広島の原爆のお話です。

私は、このお話を読むたびに涙が出てきてしまいます。

英文と和訳はこちらのブログでも紹介されていますので

もし、中学3年生のニューホライズンをお持ちでない場合は

ぜひ読んでみてください。こういうトピックを授業で扱うのも、

大事なきっかけだと思います。

(ここからは「藤井の教育に関する意見」ですが)

可能であれば「英語」だけでなく「国語」「社会科」「科学」などの

授業をコラボさせ、同じ「戦争・平和」というトピックを

科目別に指導できたら面白いだろうな~と思いますね。

 

===========================

【例】トピック:戦争

①英語の授業(A Mother’sLullaby)

②国語の授業(平和についてのエッセイを読む)

③社会科の授業(第二次世界大戦の概要)

④科学の授業(原子力の仕組み)

===========================

 

個人的には

 

授業を国語や英語などの「科目」で分けるのではなく、
「食事」「文化」「教育」などのトピックで分けられるものは
分けると面白い!
 
かと思いますね。そういったカリキュラムを作ることができれば、

生徒さんは脳の中で、様々なつながりを作ることができ、

学力がもっと上がると思います。

少なくても、私が「私立学校の校長」であったなら

そういったカリキュラムを作りたいと思いますね。

 

===========================

【例】

<4月のトピック:食事>

「国語」=食事に関する記事を読む/エッセイを書く

「英語」=食事に関する記事を読む/食事についてのプレゼン

「社会科」=野菜や肉などはどこから仕入れているのか学習

       日本以外の食文化を学習

「科学」=栄養素がどのように体内で分解されるか、

      臓器などの紹介

「家庭科」=外国の料理を作ってみて食べてみる

「数学」=「一日に必要なカロリー」など、日常で目にするような

      数字を使った計算練習

===========================

 

今、ば~っと思いついたことを書いてみたのですが

なんか、想像しただけでもワクワクしてきますね!(笑)

どこかでやっていないのかな?

やっていないなら、ぜひやってみたいですね!

「ホリエモン」こと堀江貴文氏が新しい学校を

設立される(厳密には通信高校と連携をされる)ということでしたが

こういう取り組みもしてくれると面白いかな~と思います。

 

学校のカリキュラムを作る・・・そして、

実際に走らせてみて、ダメだったら「何がダメなのか?」を調べ

トライアル&エラーで改善していく。

考えただけでも、楽しくなってきます!

いずれ、このようなことができたらいいですね~。

 

「では、実現するために何が必要か?(抽象→具体)」

 

やはり、堀江貴文氏のような周りを動かせる「影響力」が

必要でしょう。「影響力」があれば、

クラウドファンディングなどを利用して資金も集まると思います。

 

「では、どのように影響力を得るか?(抽象→具体)」

 

それは、やはり「ブログを書く」「本を書く」というように

地道に世の中に訴えることで、

「お?藤井ってやつ、ちょっと面白いじゃねぇか~」と

周りの方に認めてもらうしかないと思います。

 

現在、Googleなどでエゴサーチをしてみますと、

藤井拓哉」では、天下を取ったのですが、

藤井」で検索しますと、将棋の「藤井聡太」氏に完敗 orz

他にもアーティストの「藤井フミヤ」氏や

お笑い芸人の「藤井隆」氏もいらっしゃるので、

「藤井」の世界で上位に食い込むのは、かなり難しいでしょう・・・

しかし、自分のやりたい「平和について考える教育」や

「科目で分ける教育ではなく、トピックによって分ける教育」を

実現するためには、周りに訴えかけるしかないと思います。

 

よし、頑張ろう!!!