どうも~藤井です。
新年あけましておめでとうございます。
今年は、ブログの更新回数を増やし
みなさんに「藤井という人間は、
めちゃくちゃなことを言っているけど、
そういう意見もあるか・・・」と
少し違った(変わった)考え方を紹介できるよう
頑張っていこうと思いますので
よろしくお願いいたします m(_ _)m

さてさて、今回は前回の続きである
「留学」について、お話をしていこうと思います。
私が指導してきた日本人の大学生
(偏差値38~65:主に偏差値55前後の
国立大学生)を中心に考えますと
日本人の学生にとって留学というのは、

行ってみたいけど、4年での大学卒業や
留学にかかる費用を考えると
行くのが難しいもの

と考えるもの・・・というお話を以前しました。
当然サンプルは偏っていますので
一般化することはできないのですが、
このような意見はよく学生から聞きます。

しかし、私はこの理由が
あまり信じられないですかね・・・
違う言葉で言えば、
これは彼らの本心ではないのでは・・・
と思ってしまいます。
あえて厳しい言葉で言えば

「留学はしたいのだけど、できない」
と自分に言い訳をしているだけなのではないの?

と考えてしまうことがよくあります。
当然、家庭の事情などで、
「どうしても4年で大学を卒業しないといけない」
「どうしても留学に行く費用を捻出できない」
という方もいるでしょう。
しかし、私の印象ではそのような学生は
本当にごく少数。実際、話を聞いてみると
勉強よりも、サークルを楽しむことや
遊ぶためのお金を稼ぐためにバイトを
している学生がほとんどでした。
「家が貧しいので仕送りもなければ
サークル費などのお金を出すことも困難。
教科書を買うのがやっとで
奨学金(という名の学生ローン)で
何とか大学にくる事ができている」
という学生もいなくはありませんでしたが
本当にまれでした。

また、「留学に興味はある」と言っていた
学生の半分以上はTOEFL・IELTSといった
「留学をする際に必要とされる英語能力を測る
テスト」の存在を知らず、更に大学にある
「留学支援センター(やそれに似た施設)」
の存在すら知らない(もしくは存在は知っていても
行ったことがない)といったものでした。
(このようにブログで紹介することになるのであれば
ちゃんとしたデータを取っておくべきでした(泣))

個人的な意見ですが
「人は特定の物に興味を持てば、
そのことについて深く知ろうとするため
何かしらの形で調べるもの」だと考えています。
現在はインターネットという便利な道具があるため
調べようと思えばすぐに調べられます。
それこそ、多くの若者が肌身離さず持っている
携帯電話を使えばこの瞬間にでも検索できます。
それなのにも関わらず、それを行わない・・・
そのため、私が出会った多くの学生は
はっきり言ってしまえば

留学について調べない=
留学に興味がない

ということなのだと思います。
以前も紹介させていただきましたが
東進の林先生は「人は、できない言い訳と
やらない理由を作り出す天才だ」
と言っていますが、ここでも
この考えはぴったり当てはまっている気がします。

これが現状。これを何とかするのが、
我々大学教員(特に英語関係の教員)の役割なのだと
考えています。
(余談ですが、前回のブログを読んでくれた
宮城の大学で指導している私の友人の一人も
日本人学生の留学に対するモチベーションを高めるのに
苦労しているというお話をされていました)。
では、どうするべきなのか?
・・・それは、また長くなりそうなので
次回のお話ですかね(泣)

いつもお話が中途半端で申し訳ないです。 m(_ _)m
次回も、もし良かったら読みに来てください!

それでは、また~。

Thank you!!

Takuya