つい先日、蔦屋で本を見ていましたら
売れ筋ランキングのトップ10に落合陽一氏の本が
2冊入っていました。
デジタルネイチャー 生態系を為す汎神化した計算機による侘と寂
3,024円
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10年後の仕事図鑑
1,512円
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2015年には、World Technology Award を受賞
(これは、日本人で2人目の快挙だそうです)。
コメンテーターとしても、テレビやラジオに
よく出演しておりますのでご存じの方も多いと思います。
このように、世界から認められる落合陽一氏。
実は、私も彼のファンであり、
彼のtwitterもフォローしているだけでなく、
オンラインの記事や動画もよく見ています。
落合氏の勤め先は筑波大学ということもあり、
そんなこんなで、彼の動画をYouTubeで
いろいろと見ていましたら、
英語でプレゼンをしている動画を発見!!
少し古い動画ですが、こちらをご覧ください。
いらっしゃると思いますが、英語に関して言えば
「全然日本語(カタカナ)英語じゃん!」
と思われた方が多いのではないでしょうか?
率直な意見を述べれば、私もこの動画を見た時は、
「あ、日本語英語に近いかな~・・・」と
また、すごく緊張している様子にも見えましたね。
しかし、落合氏は世界から高い評価を得ている科学者です。
何を私が言いたいのか?それは、
世界から高い評価を得るのに
ネイティブのような流暢な英語力は必要ない
ということです。違う言葉で言えば、
重要なのは「伝え方(英語の流暢さ)」よりも
「中身(研究・プレゼンの内容)」
ということです。落合氏ほど優秀な方であれば、
英語を流暢に話すことも、
少し努力すればできるようになるでしょう。
しかし、おそらく、そういった努力はしないと思います。
一般的な考え方として、
「コミュニケーションのツール」というのが
第一にあり、「発音」「言語に含まれるニュアンス」「文学」
といった英語力は第二、第三で十分なのではないでしょうか?
(もちろん、英文学の専門家は違った意見だと思いますが)
(私の個人的な意見ですが)
やはり、
英語を使う目的は
「いかにきれいな英語で伝えるか」は二の次
ということです。
もっとも「言いたい内容が伝わらない」というのは、
問題なので、ある程度の英語力は必要だとは思いますが・・・
例えて言えば、「重要な郵便物」を届けるのに
①雑に包みすぎて荷物が届かない
(=英語が分からなくて内容が伝わらない)
②少し雑に包んであるが届く
(=英語が上手ではないが内容が伝わる)
③キレイに包んであって届く
(=英語が上手で内容がちゃんと伝わる)
の違いといった感じですかね。
①から②、②から③のように次のレベルに
移行するにはそれなりのエネルギーや時間が
必要になってきます。
「②から③に移行するエネルギーや時間があるのであれば
自分の分野の研究にエネルギーや時間を費やす方が良い」
と考えるのは、ごく当たり前のようにも思えます。
英語は使ってナンボという部分もありますので、
私の個人的な意見としましては
②までのレベルに到達すれば
あとは、自分の好みで②から③に行けるよう
努力すればいいのではないかな~と思います。