<②どれだけ子供の考えを受け止める>

そして成長していくと「興味のあるもの」から

「将来なりたいもの」「将来やってみたいこと」など、

いわゆる「将来の夢」を子供が話すようになってくると思います。

その時はチャンス!適当に聞き流すのではなく、

できる限り、その夢を実現する協力をしましょう。

(極端な例ですが)アメリカのある大家族、ハーディング家では

ホームスクーリングで12歳までに

6人が大学に行けるほどの学力を身につけたそうなのです。

お子さんは、エンジニアになったり、医者になったり、

どの子も非常に優秀。そして、最年少で建築家になった

二女のロザンナ氏は以下の著書でこのように語っています。

 

===========================

例えば、8歳の少年が「大きくなったら宇宙飛行士に

なりたい」と言うと、よその親ならたいがい、

にこりとほほえんでこう言うだろう。「それはいいね」。

そしてさっきまでの用事に戻っていく。私の父だったら、

子供の言葉を本気で受けとめるはずだ。おそらく、

次回のスペースキャンプに申し込み、

友人のそのまた友人でロケットの清掃をしている人物くらいには

紹介してくれるだろう。うちの両親なら、

夢は現実になると教えるために、自分たちでできることは

なんでもしてくれる。

===========================

 

 

これだけ、真剣にお子さんの夢を受け止める

親御さんはかなり稀でしょう。

正直、私には無理だと思います(苦笑)

しかし、(ロザンナ氏のように)

子供は自分のために頑張ってくれた親の努力を

ちゃんと見ててくれると思います。

 

そして、子供がある程度成長しましたら、一人前とみて、

 

「親が思う子供に良いこと」をさせるのではなく、

「子供がやりたいこと」をさせる

 

というのも重要です。子供が小さいうちは、

自分で判断できないため、

親がやらせたいと思う習い事をさせるのは良いと思います。

しかし、ある程度の歳になり、

子供が自分で判断できるようになりましたら、

子供の意見をしっかり尊重してあげてください。

「子供の人生は子供が決めるもの」です。
本田宗一郎氏も「やりたいことをやれ」と言っています。

 

やりたいことをやれ やりたいことをやれ

1,080円
Amazon

 

お子さんも「親には、自分のやりたいことを応援してほしい」と

思うはずです。ぜひ、お子さんの意見を尊重し、

本人が納得いく形にさせてあげてください。