《Lesson 5》可算名詞の「単数形」
英語の「可算名詞」には、『単数形(物が1つの時)』と『複数形(物が2つ以上の時)』とで名詞の形が変わるという特徴があります。例えば「ペンが1本ある」と言いたい時と、「ペンが2本ある」と言いたい時では「ペン」という名詞の形が少し変わります。また、単数形の場合「大きな」や「高価な」といった『形容詞』や「私の」「彼の」といった『所有格』がついても形が変わることがあります。
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【ポイント】
・可算名詞には、単数形・複数形があり、形が変わる。
・単数形の場合「形容詞」「所有格」がついても形が変わることがあるので注意。
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<単数形 = 名詞の前に a または an を足す>
【 a を足す場合】
・単語の最初の音(つづりではない)が「a, i, u, e, o 以外(子音)」
<例>
(1本の)ペン = a pen
(1校の)大学 = a university
《*university は、u から始まるが音が「子音」なので a になる》
【 an を足す場合】
・単語の最初の音(つづりではない)が「a, i, u, e, o(母音)」
<例>
(1本の)傘 = an umbrella (a umbrella=✕)
1時間 = an *hour (a hour=✕)
《*hour は、h から始まるが音が「母音」なので an になる》
【単数形の名詞に形容詞を足す場合の形(a/an+形容詞+名詞)】
・単数形の名詞に形容詞をつける場合の形 = a/an+形容詞+名詞
・a/anを足すルールは、形容詞の最初の音で決まる。
aになる場合= 形容詞の最初の音が「子音」
anになる場合= 形容詞の最初の音が「母音」
<例>
小さな机 → a small desk
年寄りの先生 → an old teacher
【「所有格(my/your/hisなど)」や「this/that(この/あの)」が付く場合】
<基本の形>
(1) 所有格(+形容詞)+名詞(a/anは消える)
(2) this/that (+形容詞)+名詞(a/anは消える)
<例>
私の鉛筆 → my pencil (my a pencil = ✕)
この古い本 → this old book (this an old book = ✕)
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練習問題は、こちらから!
【問題1-1-6】単数形の a/an (10問)