Lesson 6》 可算名詞の「複数形」

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複数形 =名詞の最後に s またはesを足す

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sを足す場合
・大部分の名詞は、複数形にする時、語尾にsをつける。

<例>
(何匹かの)犬 = dogs
(何冊かの)本 = books

 

es を足す場合 (1)
・単語の最後の文字が、「s, o (*ただし「子音+o」のみ), x, sh, ch」の時。
〔 覚え方 「ソックス(sox)をシュッチュ(sh, ch)と洗う〕

 <例>(何台かの)バス = buses   (buss =×)
     (何個かの)ジャガイモ= potatoes(potatos =×)

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ポイント! 語尾が「子音+o」であっても、esではなくsが足される場合もある。
<例>
ピアノ = pianos (pianoes = ×)
写真  =    photos (photoes = ×)

例外の理由
(1) 英語ではもともと長い単語が短くされた場合は、語尾が「子音+o」であっても複数形はsをつけることが多い。
 piano → pianoforte が短くされた形
 photo → photograph が短くされた形

(2)外来語(元々イタリア語など)は、語尾が「子音+o」であっても複数形はsをつけることが多い。
  soprano (ソプラノ歌手)の複数形 = sopranos(soporanoes =✕)
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es を足す場合 (2)
・単語の最後の文字が「子音+y」の時は、y → iにしてes

 <例>
(いくつかの)国 = countries (countrys =×)
(何人かの)赤ちゃん = babies (babys =×)

 

例外の形

  単数形 複数形
パターン1: 魚 a fish fish
パターン2:ナイフ a knife knives
パターン3:男性 a man men

パターン1 = 単数形と複数形が同じ形
<他の例> a sheep → sheep (羊)

パターン2 = 単語の最後が -f や -feの時 → -vesにする
<他の例> a wolf → wolves (オオカミ)

パターン3 = 基本的に不規則な形。暗記するのがベスト!
<他の例> a child → children(子供)

 

複数形の名詞に形容詞を足す場合(形容詞+名詞)
・複数形の名詞に形容詞をつける場合、s/esを足すルールは、通常通り名詞の最後に注目。

<例> 
新しい生徒たち  → new students
黒色の腕時計(複数形) → black watches
悪いお話(複数形) → bad stories

 

「所有格」「these/those」「数詞(one/two/three)」が入る形
(1)「数詞」が入る場合 =「数詞+形容詞+名詞」
 <例> 2つの黒色の腕時計 → two black watches

(2)「所有格」が入る場合=「所有格(+数詞)+形容詞+名詞」
 <例> 私の2つの黒色の腕時計 → my two black watches

(3)「these/those」が入る場合=「these/those(+数詞)+形容詞+名詞」
 <例> これらの2つの黒色の腕時計→ these two black watches

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注意: 「所有格」と「these/those」は基本的に同時に使われない
<例> these my pens =×       your those two books = ×
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練習問題は、こちらから!
【問題1-1-8】可算名詞の「複数形」(20問)