Lesson 3》主語をたずねる who/what 疑問文

「何が」「誰が」といったように主語をたずねる疑問文は形が少しことなります。ポイントは

「疑問詞+疑問文」の形ではなく

「疑問詞を主語とした肯定文の形(疑問詞は3人称単数(he/she/it)扱い)」となる

というところです。

<例>
Where is on the wall? (何が壁にはってあるのですか)
Who wants to come to the party? (誰がパーティーに来たいのですか)

 

what / who といった疑問詞は通常 3人称単数扱いなので he/she/it 同様、be動詞は is/was が使われ、一般動詞には s/es が付きます。

よくある間違いは、一般動詞が入る疑問文を作る際に do / does を入れてしまう

というものです。例えば、上の例ですと Who does want to come to the party? としてしまうケース。これはよく見かけますので注意してください。

【主語をたずねる疑問文:基本の形】
疑問詞 + is / was + ~?
疑問詞 + 一般動詞s/es + ~?


================================
主語をたずねる疑問文の作り方
ステップ 1: 疑問詞の部分(何・誰)に同じ種類の「適当な単語(3人称・単数)」を入れて肯定文を作る。
ステップ 2:入れた「適当な単語」を疑問詞に戻し文の最後を?にする。
================================

<例 1: 何が壁にはってあるのですか>
Step 1: 疑問詞の部分(何)に同じ種類の「適当な単語(3人称・単数)」を入れて肯定文を作る
「何」を「私のスケジュール」に変える
→「私のスケジュールが壁にはってあります」

My schedule is on the wall.

 

Step 2: 入れた「適当な単語」を疑問詞に戻し、文の最後を?にする

What is on the wall?

 

 

<例 2: 誰がパーティーに来たいのですか>
Step 1: 疑問詞の部分(何)に同じ種類の「適当な単語(3人称・単数)」を入れて肯定文を作る
「誰」を「彼」に変える
→「がパーティーに来たがっています」

He wants to come to the party. 

 

Step 2: 入れた「適当な単語」を疑問詞に戻し、文の最後を?にする

Who wants to come to the party?

 

======================================
答え方
主語をたずねる疑問文の答え方は、以下の通り。

(1) be動詞の疑問文: 答えとなる名詞+be動詞(Your schedule is. など)
(2) 一般動詞の疑問文:答えとなる名詞+ do/does(He does. など)
======================================

<例1:be動詞の疑問文>
What is on the wall?
→ *Your schedule is.

*ただし、ネイティブの多くは  Your schedule. と物の名前だけを答えたり Your schedule is on the wall.  と最後まで答えたりします。 理由は「文法上は正しくても不自然に聞こえる」ということです。(ここでは文法上正しい答え方を掲載) 

<例2:一般動詞の疑問文>
Who wants to come to the party?
I do. / He does. ( I want. / He wants. ではないので注意)

 

<><><><><><><><><><><><><><><><><><><><><><>

練習問題は、こちらから!
【問題1-7-5】主語をたずねる who / what 疑問文(10問)
【問題1-7-6】第7回 まとめのテスト(30問)