どうも~。藤井です。
いや~、先週の雨はすごかったですね。
現在、私は水戸にいるのですが、
水戸はそこまで大問題にはならなかったですね。
しかし、茨城県の南部や栃木県はけっこうな
被害にあったということを聞いています。
自然災害は、いつ起こるか本当に分からない。
そのためにも、日頃からいろいろと
準備をしておかないといけないのかもしれませんね。

また、最近熱いのは、何といっても「安保法案」。
デモを起こしたりする「政治に興味を持っている学生」が
増えているということで、
私は、教育者の端くれとして大変うれしく思っています!
「衆議院?はいはい、やったね。けど、なんだっけ?
え?自分が支持している政党?う~ん・・・与党!」といった
よく分からないことを言う学生が
減ってくれるのではないかと、かなり期待しています。
実際、減っている・・・と個人的には思っています。
facebook 上では、安保法案関係のツイートや新聞記事に
「いいね」ボタンを押している自分の
知人や教え子を見ると、そのことに関して「いいね」と
思ってしまいます(笑)前回の衆院選(2014年12月)の
20代の投票率は32.58%
(公益財団法人 明るい選挙推進教会HP参照)。
今度の参院選(2016年7月)では、
この投票率がもっと高くなることが期待できそうです!

しかし、「政治に興味を持ってくださったみなさん」だからこそ
気を付けてもらいたいことがあります。それが、今回私が
お話したいと思っている「マスコミ」についてです。
私が言う「マスコミ」とは、報道機関。
具体的には新聞、ラジオ、雑誌、インターネットといった媒体を
通じて日本や世界の情報を我々に与えている組織です。
私が今回言いたいことは2つ。
1つ目は、「1つのマスコミ(報道機関)を100%信じるべきではない」
ということです。そして、2つ目は
「自分の意見と反対の意見もしっかり聞くべき」ということです。

まず、1つ目のポイント。
「1つのマスコミ(報道機関)を100%信じるべきではない」
ということについてお話していこうと思います。
まず、大前提としてあるのは、
「マスコミは自分たちに都合の良い情報を中心に報道する」ということです。
これは、たくさんの種類の新聞を読む方ならよくご存じでしょう。
同じ問題についての記事なのにも関わらず
新聞社によって意見がバラバラであったり
「~支持率」などの数字がバラバラなのはよくあることです。
みなさんも「朝日・毎日新聞は思想が左なので
左派の意見ばかり載せる」ということを
聞いたことはあるのではないでしょうか?
「載せている情報は嘘」とまでは言いませんが
自分たちの思想を表した偏った意見と最初から
考えておくのが無難かもしれません。

そのため、物事の真実を知りたい場合は
一つの報道機関の情報に頼るのではなく
いろいろな報道機関や専門家の意見を聞く必要があります。

しかし、これは、何も驚くことではありませんよね。

「物事の真実を知りたかったら

いろいろな人から意見を聞く」

これは当たり前のことだと思います。

なぜなら、私たちの日常でも

このようなことはしょっちゅう起きているのですから。
例えば、私が教えている大学では

こんなことがありました。

学生Aは、「Z先生って本当に最低の先生。

後輩にはあの人の授業は絶対に取らない方がいいって

言うつもりです」と言っていたのに対して

学生Bは「Z先生の授業は本当に良かった。

ああいう授業を大学では、もっと提供するべき」

と言っていました。「どういうことだ?」と気になったので

実際に、Z先生はどのような授業を行っていたのか調べたところ

授業内容は以下の通りでした。

 

①毎時間出席は取る。

②毎回小テストを行う。試験範囲は前回の授業内容。

③レポート2回。内容は授業中に取り上げた問題について。

④プレゼンを2回。内容は授業中に取り上げた問題について。

 

学生Aは、素直すぎた・・・のかもしれません(笑)

また、「大学とは遊びに来る場所」と考えていたのかもしれませんね。
そのため、Z先生の授業を好きになれなかったのだと思います。

そして、学生Bは、「大学とは学びに来る場所」と

考えていたのでしょう。「自分はすぐにだらけてしまうため

あれぐらい強制力があって良かった」とも言っていましたね。

 

しかし、冷静に考えると、このようなことが起こるのは
何も大学に限ったことではありません。

どの年齢、どの社会、どの現場でもあると思います。

例えば、

「Cちゃんが、あなたのことバカって言っていたよ」

「D君が、お前のことウザいって言っていたよ」

「EさんってFさんがチャラいから嫌いなんだって」

「Gさんは、店長のお気に入りだから、ひいきされているんだって」

「H部長は、他の課の女性と不倫しているみたい」

「I教授は、他人の論文を自分の業績として申請したみたいだよ」

など、何も確証のない情報・・・ある意味「嘘」を

子供ならまだしも、大人でも平気で流しますよね?

報道機関もこれに近いものがあると私は思います。

「そんなことはない。そもそも我々個人の些細なことと

全国を相手にしている報道機関とでは、言葉の重みや

責任が違いすぎる。全国に報道している人たちが確証も得ずに

そのような偏った情報を流すわけがない」と思うかもしれませんが、

残念ながら「確証を得ずに偏った情報を流すのが

今のマスコミ」なのです(泣)

 

実際、2014年9月11日、朝日新聞は「慰安婦報道」が

間違いであったこと、そして原発事故の調書(いわゆる「吉田調書」)の

誤報を認め謝罪会見を開きましたよね?

吉田調書の誤報に関しては「福島第一原発の所員、

命令違反し撤退」と職員の名誉と信頼を著しく毀損するものでした。

また、慰安婦問題に関しては

取り返しのつかないレベルの国際問題にまで発展してしまっています。

 

しかし、私がここで言いたいのは、

別に朝日新聞に限らず、

 

このような偏向報道は他の報道機関でも
多かれ少なかれ行っていると考えるべき

 

ということです。「たまたま今回大きく取り上げられたのが

朝日新聞だっただけ」ということだと私は考えています。

そして、このような偏った報道をしているのは

(我々から強制的にお金を徴収している)NHKも然りです。

NHKは、我々からお金を取っているのに

公平な報道をしないのだから余計にたちが悪い。

このことに関しましては、

中部大学教授の武田邦彦氏が指摘しております。

 

https://www.youtube.com/user/TakedaKunihiko1943

(武田邦彦のブログ音声ライブラリー)

 

しかし、我々は人間。弱い生き物です。
そのため、自分に都合の良い情報ばかりを

流すのはある意味当たり前だと思います。そう考えると

「情報の発信源となっているマスコミでさえも

偏った報道をするのが当たり前」と思っておくのがベストでしょう。

だから、「1つのマスコミ(報道機関)を100%信じるべきではない」

のです。

 

さて、それを踏まえて上で、今回の「安保法案」について

少しお話をしていこうと思うのですが・・・

更に長くなりそうなので、次回にしておきますね(笑)

 

しかし、まあ次回予告・・・として

みなさんに簡単な質問をして今回は終わりにしようと思います。

「みなさん、賛成している方も反対している方もですが・・・
安保法案のことをどれだけ知っていますか?

当然、どんな法案だか理解したうえで
賛成・反対をされているのですよね?

まさか、法案を見たことない・・・なんて方はいないですよね?

当然、両方の意見をしっかり理解した上で、

自分の意見を言っているのですよね?

(マスコミはやたら反対派の意見を取り上げているので、

あえて賛成派の意見を言わせてもらうと)

反対派の方々は、「法案が通れば戦争が起きる・徴兵制が始まる」

「違憲だからダメ」といったマスコミの意見を

まさか鵜呑みにはしていませんよね?当然、どういう理由から

「戦争が起きる」「徴兵制が始まる」のか

しっかり説明できるのですよね?」

 

もし、ギク!っと思った方がいらっしゃるようでしたら

一度自分で調べてみてください。

新しい何かが発見できると思います。

 

それでは、また~。

 

Thank you as always!!!

 

Takuya