現代社会では、何かと話題になるSNS。

facebookで、デモの呼びかけをしたり

ツイッターで、犯罪を告白したり

(通称、バカッターなどとも言われていましたね)

ここ最近では、インスタグラムでのノロケ話といった

話がいろいろと出てきていますが、

「政治利用」「宣伝」「プライベート」など

本当にありとあらゆる分野で、このSNSは利用されています。

 

そんなSNSなのですが、キャスターの安藤優子氏は、

実業家の前澤友作氏と女優の剛力彩芽氏の

一連のやり取りについて以下のような発言をされていたそうです。

 

===========================

【安藤優子、前澤&剛力デート投稿に「なんでSNS上でいちゃつくの?」】

  キャスターの安藤優子が15日、フジテレビ系「直撃LIVE グッディ!」で、実業家の前澤友作氏と女優の剛力彩芽のSNSでのやり取りに「なんでSNS上でイチャイチャしなくちゃいけないんですか?」「それって人に配信するものですか?」と率直な疑問を口にした。

 

(中略)

 

  これに終始、あきれ気味の表情を浮かべていた安藤だが、これらのデート投稿に「なんでSNS上でイチャイチャしなくちゃいけないんですか?2人で直接イチャイチャすればいいでしょ?」と率直な疑問を口にした。だがすぐに高橋克実やカンニング竹山から「世代です」と言い放たれ「それで片付けられたら全て終わりじゃないですか」と不満げな表情。

  高橋は「いちゃつきが違うんだよね。オレらみたいに陰に隠れてちょっとイチャイチャするのとは違ういちゃつき。映像でやる」と最近の若者の“いちゃつき”を解説すると、安藤は「いちゃつくのって、隠れていちゃつくんじゃないんですか?」と更に食らいついた。

msnより)

===========================

 

なるほど。安藤氏の言いたいことは分かります。

しかし、残念ながら

 

安藤氏はSNSを使ったことがないのではないでは?

 

という印象があります。なぜなら、

 

SNSで彼氏・彼女・夫婦でイチャイチャしている写真なんて

ごまんとあるから

 

です。また、安藤氏の

 

>「いちゃつくのって、隠れていちゃつくんじゃないんですか?」

 

という発言には「隠れていちゃつくのが“常識”」

というニュアンスがありますが、

 

常識は時代と共に変わる

 

ということをご存じでないような印象が伺えます。

キャスターという立場で時代の変化を

常に目の当たりにしてきたはずの方の発言としては、

非常に残念ですね。

 

SNSに関して、私の考えは

 

SNSの使い方に関しては、ネガティブリスト

(やってはいけないことのリスト)を作ることはできても、

ポジティブリスト(やってもいいことのリスト)は

作ることが難しい

 

というものです。違う言葉で言えば、

 

(基本的な考えは)

「犯罪」や「(訴訟などの)問題」にならない限り、

何を発信しようが自由

 

なのだと思います。現在、SNS上では、

彼氏・彼女・夫婦でイチャイチャしている

写真どころか

 

1. 結婚式の写真

2. 産まれたばかりの赤ちゃんの写真。

3. 幼い(SNSに写真が載るリスクが理解できない)子どもの写真。

 

なども多くあがっています。

結婚式での誓いのキスの写真などは

「イチャつきの極み」とも言えるでしょう(笑)
また「産まれたばかりの赤ちゃんの写真」や

「幼い子どもの写真」に関しては、多くの場合、

子供の意見を無視し、親のエゴで載せているわけですから

「それはいいことなのか?」といった議論も当然出てきます。
更に、SNSは

 

1. 「デモの呼びかけ」や「票稼ぎ」といった政治利用。

2. イベントの告知や商品の宣伝。

3. 炎上商法と呼ばれる「広告費稼ぎ」のビジネス。

 

など、本当に用途は様々。

やっていいことだらけとなっています。

そのため、

 

「やっていいこと」をリストアップするのではなく

「やってはいけないこと」をリストアップするしかない

 

というのが私の意見です。そして、

 

これらの「やってはいけないこと」は

芸能人や実業家はダメだけど、それ以外の人たちは

「やってもいい」というものではない

 

ということです

(もっとも、芸能人の場合、その後の活動に影響を

及ぼすということはあるかもしれません)。
当然のことながら、大学教育においても、

SNSは切っても切れない関係になっています。

この歳は、特に危ない(汗)

大学生になりますと、SNSには
 
1. サークルやゼミでの活動の話
2. 彼氏・彼女の話
3. バイトの話
4. (学園祭などの)イベントについての話
5. レポートや試験の話
6. 授業担当の教員の話
 
など、ありとあらゆるものがあがります。
大学生の中には体としては大人でも
精神的には、まだまだ子供の人も多いため

自由もあるし、時間もあるしで、それこそ

SNSの間違った使い方をしてしまう可能性が高いのが

この時期だと思います

(バカッターによる炎上のまとめサイトを見ても、

加害者の多くは18歳以上の若者の印象があります)。

 

教育ともなりますと「バイトやサークルの話は載せてもいいが、

授業やゼミの話は載せるな」といった、エゴ丸出しの

考えを押し付けることもできないため、非常に難しい。

あくまで中立が前提だと思うのですが

「中立とは何なのか?」と考えてしまいます。

そのため、私は学生には(先ほど述べた)

 

(基本的な考えは)

「犯罪」や「(訴訟などの)問題」にならない限り、

何を発信しようが自由

 

という前提があったうえで、
 
ただし覚えておいてもらいたいのは
「自由」ということは「責任が伴う」ということ。
 
ということを付け足して説明しています。
今回のSNSに関して言うのであれば
 
自分は自由に発信することができるが、
その発信により生じたありとあらゆる問題の責任は
自分が負わないといけないということ
 

を指導しています。

 

1. SNSで「いいね」を押してもらうために頑張るのも自由。

2. イチャイチャしている写真を載せるのも自由。
3. 商売の宣伝などに使うのも自由。

4. イベントの告知をするのも自由。

5. 政治利用するのも自由。

   (少し前に話題になりました、SEALDsなどはまさにこれですね)

 

ただし、載せたことで何か問題が生じた場合は

載せた、“あなた”が責任を取るのですよ

 

ということを説明しています。少し脅しを含めたこの表現が

今のところ一番効果的かな~と感じております。

しかし、たま~に学生の危ない投稿も見ますので、
ベストではないですかね。何がいいのかな~・・・
 
何か別の方法がございましたら、ぜひ教えてください!
よろしくお願いします! m(_ _)m