どうも~。藤井です。
また気が付けば、かなりの間
ブログをサボってしまいました・・・。
前回、マスコミの情報を鵜呑みにするべきではないと
いうことをお話し、その続編として
「自分の意見と反対の意見もしっかり聞くべき」
ということを書こうとしていたのですが、
気が付けば1ヶ月も経ってしまいました。
いつもいつも申し訳ございません。

さてさて、今回は
「自分の意見と反対の意見もしっかり聞くべき」
ということを、安保法案やSEALDs のことを
絡めながらお話する予定だったのですが・・・
私がモタモタしている間に安保法案もSEALDs も
けっこう落ち着いてしまいましたね(苦笑)。
良い・悪いは別として
日本のマスコミには「ブーム(流行)」があると
思うのですが、まさにこのブームが
通り過ぎていってしまいました・・・
こちらの「日本全国のデモ情報」というサイトによりますと

http://www.magazine9.jp/demoinfo/

未だに「安保法案反対」のデモは
けっこうな頻度で行われているのですが
あまりニュースには取り上げられないと感じるのは
私だけでしょうか?う~ん・・・わかりませんな~。

とまあ、話が逸れてしまいましたので
少し本題に戻ろうと思います。
冒頭にも触れましたが
今回私が言いたいのは

自分の意見と反対の意見もしっかり聞くべき

ということ。その理由は、

多くの人は、自分の意見が正しいと
信じこんでしまうあまり自分とは違った意見や
都合の悪い情報は聞かない、
もしくは悪と考えるから

です。「自分の意見は、いつも正しい」なんてことは
ほぼありえないでしょう。我々は人間です。
間違いは誰だって犯します。情報不足のため
誤った判断を下してしまうこともあります。
また「正しい」という概念も、文化や時代によって
変化するものです。日本の「謙遜の美徳」というのが
アメリカではあまり通じないように、
「何が正しい行動なのか?」というのは
国やその時によって異なるのです。そのため、
常に「自分は間違っているかもしれない」ということを
心に留めておき、自分の行動を考えないといけないのでは
ないでしょうか?一方的に自分の意見を主張するのではなく
相手の話に耳を傾け、相手の意見も尊重するという立場を
取る。そうしないと、ただの怒鳴り合いや揚げ足を取るだけの
不毛な議論になってしまいます(そして、残念ながら
それが今の日本の国会では、多く行なわれています)。

今回の安保法案の件もそうでしたね。
賛成派も反対派も、多くの意見が
自分たちに都合の良い情報しか流していませんでした。
そして、相手の立場を尊重せず、
「悪」と考えるあまり
SEALDs の代表メンバーの一人は
自分たちが選挙で選んだ首相を
「バカかお前は」と公の場で罵ったり、
「安保法案に賛成する議員を次回の選挙で
落選させる選挙活動」を展開したりと
自分の意見を押し付けることが中心の活動となっています。
一方、(おそらく安保)賛成派も、
この代表メンバーとその家族の
殺害予告を(違う)大学に送ったりと、
冗談では通じないことを行っています
(もしかしたら反対派のヤラセかもしれませんが・・・)。
もちろん、こういった方たちだけではないでしょう。
冷静に議論したい、賛成派も反対派もいるはずです。
しかし、目立つからか、こういった過激な方たちばかりが
フォーカスされる。そして、そういったことばかりが
世界中のニュースなどで取り上げられ、
「日本」という国が評価される・・・悲しい話ですが
それが現実だと思います。

そのため、「どちらの立場であっても冷静な議論」を
私は展開していただきたいと考えています。
それは、「怒鳴り合いや自分たちのことを主張するだけの
議論では前進しないから」という理由もありますが
「日本社会がいかに成熟しているかということを世界に
知らせるため」という理由もあります。

しかし、ことはそう簡単ではないのでしょう。
なぜなら、こういった子供のような政治活動をバックで
サポートしているのは日本を陥れようと考える
中国や韓国の姿もあるからです。
(実際、SEALDs のバックには共産党がいるというのは
ネットで暴かれているみたいです。)
「個人レベル」ではなく、「国の戦略」といったレベルまで
発展しているこのような問題はそう簡単には解決できないでしょう。

そう考えると私の主張する
「自分の意見と反対の意見もしっかり聞く」というのは
個人レベルでは可能だと思いますが、
政治レベルでは、ただのきれいごとだと思います。
なぜなら、主張の背景には特定の団体や国の
利益や権利を守ろうとするそれ以上の大きな何かが
あるからです。これは別に日本だけのお話ではありません。
アメリカの大統領選で行われるネガティブキャンペーンを
筆頭に、政治をバックで動かしている
(多額の献金を行っている)のは、
自分たちの利益や権利を守ろうとする団体や国であるのは
どの国でも同じだと思います。

しかし、それでも私は
「自分の意見と反対の意見もしっかり聞く」ということを
個々のレベルで実現し、
少しでも大人の対応ができる方を
世の中に増やしていくことが、
より住みやすい世界の実現に繋がっていくのでは
ないかと考えています。戦争がこの世からなくなるとは
正直(今のところは)思っていません。常に何かしらの
争いは出てくるでしょう。しかし、だからといって
hopeless とも考えていません。
我々の手で、少しでも better な世界をつくっていく。
私としては、そんなことを今後も考えていきたいですね。

今回、ブログを書いていて再実感したのですが、
私は「ロマンを語る現実主義者」といった
矛盾した人間ですね(笑)
おそらく自分という人間が未だに
理解できていないから
こういった矛盾だらけの人間になるのでしょう。
まだまだ未熟です・・・

余談ですが、私の人生の目標の一つは、

自分という人間を知ること

です。これは endless の作業かもしれませんが
みなさんも自分を見つめ直し、
自分の無知さ、非力さを考えるというのは
悪いことではないと思います。
そうすると、自分の愚かさに気づくことができ
傲慢な態度が取れなくなるでしょう。
こういったことも「勉強」なのではないでしょうか?
教員という仕事をしている私としては、
こういうことも学生に伝えていきたいですね。

とまあ、またダラダラ書かせてもらいました。
とりあえず、前回の続きが書けて良かったです!(笑)
それでは、またお時間がある時に~。

As always, thank you for coming!

Takuya