それでは、今回は前回の続きである

「スマホに支配されない人生を(Part.2)」を

お話していこうと思います。

 

【③勉強・仕事妨げスマホ】
<人生が支配されている例>
a. 大切な時間を無駄に使わされている
「勉強妨げスマホ」は高校生や大学生に多いですね。
勉強をしているつもりが、

ついついスマホに手を伸ばしてしまい、
気がつけばYouTubeを見たり、

2chを見たり、SNSをチェックしたり
勉強以外のことをしている・・・というものです。
これは、スマホだけでなく、

パソコンを使ってレポートや宿題を
行っている時でも同じことが起きます。

少し前ですが、「自分の子供たちを全員東大に入れた」

ということで、受験界のカリスマとして

話題になりました、佐藤亮子氏ですが、

2017年に東大に合格した娘さんは
「私たちの世代は、スマホが一番の敵」といった
発言をしていました。(withnewsより)

今の大学生を見ていると「全くその通りだな〜」

と思いますね。教室に着くなり

スマホを取り出し、ゲームをしたりSNSをチェックしたり

している姿は「スマホ中毒」という言葉がピッタリのように

思えます。

またスマホは「勉強」だけでなく「仕事」の

妨げもします。もちろん、平日の勤務時間中に

同僚や上司の目の前で、

堂々とスマホをチェックするということは

少ないと思いますが、残業や休日返上で

仕事をしているつもりが、
ついついYouTubeを見たり、2chを見たり、SNSを見たり
仕事以外のことをしている・・・

というのはあると思います。

<分かってもらいたいポイント>
よく

 

①あいつは、頭が良いから

  バイトとかサークルとかしているのに成績が良い

②あの人は、要領がいいから

  いつも早く帰るのに仕事ができる

 

という話を聞きますが、

 

「頭が良い」「要領がいい」という、素質的なものもあるが

「無駄な時間が少ない」という理由もある

 

と私は考えています。できる人は、スマホ・パソコンで

時間を無駄にしないのだと思います。

「自分をコントロールするのがまだまだ発展途上」の場合、
やはりスマホやパソコンによる誘惑は

非常に厄介なものです。

スマホなら机の上におかず、パソコンなら

ネットにつながらないものや、ポメラなどを

使うのが良いでしょ(ちなみに、私は起動時間削減

という意味でもポメラをよく使っていますね)。

 

 

【④子育て妨げスマホ】
<人生が支配されている例>
a. 子供と接する時間が減る
よく公園やショッピングモールに行くと

 

子供をそっちのけで、スマホに没頭している

親をよく見ます。

 

子供には目も向けず、ず〜っと指を動かしている。

また子供に話かけられると「へ〜」「ふ〜ん」という

適当な挨拶をするだけであったり、親によっては

「ちょっと邪魔しないでよ!」

「今忙しいんだから、話しかけないで!」

と怒ったりもします。スマホを使って何をしているのか

詳細は分からないですが、おそらく

 

①ゲーム

②SNS

③LINE

④ニュースのチェック

⑤何かの検索(おそらく子育てよりかは重要ではない)

 

のいずれかでしょう。

私はこういう光景を見るたびにいつも思います。

 

あなたのお子さんが目の前で遊んでいるのに、

なぜ一緒に遊ぼうとしないのですか?

スマホを優先して、子供の相手をしない。

あなたにとっては、

スマホはお子さんよりも大事なのですか?

と。そもそも、公園やショッピングモールに

来ているということは「お子さんを遊ばせる」という

目的が少なからずあるからだと思います。

それなのに「連れてきたから、あとは勝手に遊んで」

という親のスタンスは、やはりちょっと寂しいですね。

2児の親として思うのは、

 

子供と一緒にいる時に、子育て・家事をしながら、

みなさんはどうやってスマホをしているのか?

なんでスマホを使う時間があるのか?

 

ということです。藤井家は朝から本当に忙しい。

これは、藤井家の要領が悪いからなのかもしれませんが

例えば平日の朝から昼にかけては、

いつも以下のようなパターンです。

 

①起床

②自分と子供たちの朝食を作る。

③同時に長男の幼稚園のお弁当作りを始める。

④暇を見つけて、洗濯機を回す。

⑤子供たち、起床。朝食を食べさせる。

 しかし、おもちゃなどで遊び始めるため、何回も注意。

⑥弁当を作りながら幼稚園の支度。

⑦長男を幼稚園へ(バスが停まるところで見送り)。

⑧洗濯物を干す。

⑨朝食や弁当作りで使った食器を洗う。

⑩その他の家事(掃除など)

⑪次男を連れて公園や買い物などへ(気づいたらお昼)

 

これを二人で行います。私が仕事に行っている間は

子供たちの面倒は妻がみてくれているのですが、

私が帰ってくると

 

①帰宅が早い時は、公園などへ。

②公園などから帰宅。

③お風呂

④夕食

⑤子供と遊ぶ時間(トミカ、プラレール、本読みなど)

⑥子供たち就寝

⑦終わっていない家事を終わらせる

(食器洗い、洗濯物をたたむなど)

⑧疲れ果て就寝

 

という毎日です。おそらく、小さいお子さんが2人いる

家庭はある程度同じだと思うのですが、

ここでもう一度聞きたい。

 

これだけ忙しいはずなのに、

どこにスマホを使う時間があるのですか?

 

と。別にちょっとした時間を見つけて

メールのチェックぐらいならできるかもしれません。

しかし、メールの返信をする時間は、ほとんどありません。

<分かってもらいたいポイント>
私は子供をそっちのけで、スマホに没頭している

親御さんたちにぜひ聞きたい。

 

あなたにとって本当に大切なモノは何ですか?

と。「メールを返すため」「LINEを返すため」

という理由で自分の子供をほったらかしている親を

よく見かけます。もちろん、緊急事態の時は

仕方がないと思うのですが、それ以外の時でも

ず〜っとスマホを使っている親を見ていると

 

あなたにとっては、

「自分の子供」よりも「スマホで起きていること」の方が

大切なのですね

 

と思ってしまいます。子育てが大変なのは知っています。

藤井家も大変です。今まさに説明した通りです(笑)

そのため、息抜きもたまには必要なのは分かります。

そういう時は、スマホをするなり、

パソコンを使うのもいいでしょう。

しかし「子供と過ごす時間」よりも

「スマホ・パソコンを使う時間」の方が長い場合は、

ちょっと考え直してもいいのではないかと思います。

 

また、昔から家庭教師や塾などで様々な家庭を

見てきた私の個人的な見解ですが

 

子育ても「お互いの信頼から成り立つもの」なので

子供と一緒に過ごした時間が長ければ長いほど、

親の言う事を聞いてくれる

 

印象があります。

「この子は、親の言う事を全く聞いてくれない」

という親御さん。もしかすると、

 

あなたも「お子さんの言う事を聞いていない」

のではないでしょうか?

お子さんに「遊ぼう」と言われた時は

一緒に遊んでいますか?

「ねぇ、ねぇ」と言われた時に

「今、忙しいからあっち行ってて」と

スマホを使いながら言っていませんか?

何でも「子供が悪い」にするのではなく、

「自分の中にもよくないところがあるのではないか?

(特にスマホを使いすぎているのではないか?)」

ということを考えると、子育てが

上手くいく手がかりが見つかると思います。

 

もし、スマホを使い過ぎだと思う場合は、

「子供が近くで遊んでいる場合は、スマホを使わない」

というところから、始めてみるのもいいと思います。

言うのは簡単ですが、

半分スマホ中毒の方はなかなかできないでしょう。

「スマホをカバンの中に入れておく」とか、

簡単に手に届かないところに置いておくのが

いいと思います。ぜひ試してみてください!!