どうも~。藤井です。久しぶりに
ブログをアップします。
最近は「あ~、こんなことブログに書きたいな~」と
思うことが山のようにあるんですけど、
なかなか書く気になれない今日この頃です orz
「何で書く気になれないのか?」を考えてみますと・・・
おそらくいつも長々と書いてしまうからでしょう(笑)
簡潔にポイントだけ話せるようになれば
すぐにアップできるので、
おそらくもっと定期的にアップできるかと・・・
読んでくれている方が
少なからずいらっしゃるということもありますので
サクッと終わらせられるようなブログを心がけて
いこうと思います。
今回のテーマは「ググる」です。
「ググる」とは主に「グーグル(Google)などの
検索サイトを使って知らない言葉や
詳しい情報を得るために調べること」を指します。
少し前は「自分で調べず、すぐ他人に答えを
求める人たち」に対し使われる「ググれカス」の略称として
ggrksをネット上ではよく見かけました
(今も使われているのですかね?)。
また英語でも”google it” のように、
google を動詞として使うこともあります。
「情報を集める手段」は、インターネットが普及する前は
「人に聞く」「本で調べる」というのが主流だったでしょう。
これは「調べる時間」「情報へのアクセス」
という観点から考えても、妥当だったと思います。
しかし、最近はインターネットで簡単に情報収集ができるため
「自分でネットで調べる」というのが主流になっていると思います。
「速くて正確。更に情報量が多い。
自治体・省庁のデータや、専門家が書いている
論文なども読むことができる」ということを考えても、
何か調べる時は他人に聞いたり図書館に行くより、
ググるのが1st step だと思います。
しかし、私が今回言いたいのは
ググるにもスキルや慣れが必要
ということです。もう少しかみ砕いて言いますと
オンライン上には正しい情報だけでなく
間違った情報も多いため、
正しい情報を見つけるためのスキルや慣れが
ググるには必要。そして、それらの
スキルや慣れはスマホやパソコンを触っているだけでは
なかなか習得できない
ということです。ググるスキルは
基本的に自主的に何でも勉強しなくてはならない
「大学生」には必要不可欠なスキルです。
しかし(私が知る限り)しっかり習得できている学生は
あまり多くない気がしています。実際、私の英語の授業では
ライティングの課題を出す際「自分の主張を
サポートするために、客観的なデータや証拠を
入れてください」と言っているのですが、
インターネットから取ってくるデータの場合
「誰だか分からないブログからの引用」
「wikipedia の情報をそのまま載せる」
「まとめサイトの情報をそのまま使う」
といった学生が後を絶ちません。また、
「自分が必要とするデータが何なのか?」
ちゃんと理解できていない学生も多いですね
(例えば「毎日8時間以上寝ることが重要」という
自分の主張をサポートするためのデータを集める際、
「なぜ8時間以上寝る必要があるのか?」
といったデータではなく
「8時間以上寝るための快眠グッズ」
「8時間寝るために行うべきこと」などを調べてくるなど)。
あれだけ毎日のようにスマホを触っている
高校生、大学生ができないということを考えると
やはり
しっかり”調べる”という意図を持って
繰り返しググる練習を行わないと、
ちゃんとググることができるようにならない
ということだと思います。こういうことは
高校では教えないのかな~?
大学の情報の授業では行っているのかな~?
高校生や大学生のSNSでの炎上が最近は
話題となっているため、
「炎上を起こさないための指導」などは
行っていると思うのですが「ググり方の指導」も、
中学・高校のように早いうちから、
ぜひ積極的に行ってもらいたいですね。
ちゃんとググることができれば、
自分の興味がある分野の最先端の情報を
入手することができるため、
自分の世界が確実に広がります。
また、調べれば調べるほど「もっと知りたい」という
「学習意欲の向上」にもつながると思います。
現在の中学生・高校生の「学習意欲」の源はどうしても
「良い成績を取りたい」「受験で志望校に合格したい」
という目先のものが多いため大学に入った途端、
学習意欲を失ってしまう生徒さんをよく目にします。
成績や受験といったすぐ近くの目標ではなく、
「生涯を通じての学習」というのを考えながら
学校教育も見直していけるとよいですね。
英語に関して言えば、「なぜ英語を学校で学ぶの?」と
聞かれた際、「成績のため/受験のため」ではなく、
「英語でないと得られない情報が
インターネット上に山ほどあるため
自分の興味のある分野の最先端の情報を得るため」
「中途半端な会話ベースの英会話授業」よりも
よっぽど役に立つでしょう。
カリキュラムを決められる先生方はぜひとも
そういうことも考えてもらいたいな~と思いますね。