3. とりあえず企画書を書いて送ってみる

そして、あとは「気楽に」です(笑)

「ダメでもともと」というスタンスで企画書を

出版社に送ってみましょう。

ユニクロの柳井氏の著書にも

一勝九敗」というものがあります。

 

「企画書に目を通してくれるだけでもラッキー」というスタンスで

いろいろなところに企画書を出してみるのが良いと思います。

私の場合・・・1勝30敗ぐらいですかね。

ここ最近も企画書を出しているのですが、

現在11連敗中です(泣)。

しかし、全然痛くもかゆくもないですね。

慣れ・・・もあるかもしれませんが、

今は本当に気持ち的に楽な時代だと思いますね。

なぜなら、メールで全て済ますことができるからです。

昔は出版社に自分の企画書を持ち込み、

門前払いをくらう可能性の高い「飛び込み」といわれる

スタイルが主流であったと思うのですが、

最近は全てメールです。

飛び込みの場合、企画書の質だけでなく、

体力がありメンタルが強くないと出版まで

たどり着くことが難しかったと思うのですが、

最近はメールで企画書を送ることができますから

かなり楽です。また、メールの文言も1度作成してしまえば、

コピー&ペーストでできてしまうため、

何社でもバンバンメールを送ることができます。

正直、私は「飛び込み」でしたら絶対に

本は出せていないと思いますね。

そんなに根性がある人間ではないですから(苦笑)

4. 社会的信頼度を高める(学歴、TOEIC、英検、役職、など)

そして、最後はきれいごとでは済まされない部分ですね。

 

世間から見られた時の評価を

少しでも上げておくことが重要

 

だと思います。例えば、英語の本を出したいのであれば、

「学歴」であったり「役職」であったり

「TOEICの点数」であったりですね。

出版もビジネス。一般的に考えて

「知名度の高い人・社会的信頼度が高い人の本」の方が

「知名度の低い人・社会的信頼度が低い人の本」よりも

売れるというのはごく当たり前のこと。違う言葉で言えば

 

「内容が良いだけでは本はなかなか売れない」

 

というのが今の世の中です。それもそのはず。

なぜなら、現在新刊と言われる本は、

毎日約200冊出ているからです。毎日出版される本、

全てに目を通し「良書」を見つけるのがベストなのは

分かり切っていますが、これは物理的に不可能です。

そうしますと、やはり著者の知名度や

肩書などで絞り込むことになります・・・

そのため、社会的信頼がなければ、読むどころか

手に取ってさえもらえない・・・厳しいですよね。

 

ちなみに大学の先生などであれば、出版の際も

優遇される場合があります。

なぜなら「授業で使ってもらえるから」です。

イヤらしい話かもしれませんが、それが現実です

(ちなみに、私は恥ずかしいので

授業では一切使っていませんね~・・・。

これは僕の弱みです。

「学生に自分の本を教科書として買わせる」

というのは、ごく当たり前のことだと思います。

実際、ある出版社から「これを毎年500部以上授業で

使ってもらえるなら採用できます」と言われたこともあります)

 

以上が、藤井が思う「本を出版する方法」です。

しかし、

 

①問題を見つける

②解決策を考える

③アピールやチャレンジをする

④自分の価値を上げておく

 

というのは、「本の出版」に限らず、社会で

何かを成し遂げるということにおいては

重要な気がします。また、①と②に関しては

小さい頃から練習できるものだと思います。

そのため、お子さんの教育などには

 

日頃から問題を見つけ、

解決方法を考える癖をつけさせる

 

というのは重要な気がしますね。例えば

 

①あのお店、すごい列ができているけど、車道の

  すぐそばだから危ないよね。どうしたらいいと思う?

②ここはゴミがいつも捨ててあるよね。

  どうしたらなくなると思う?

③今日は、雨で洗濯が干せないけど

  どうしたらこれらの服を乾かせると思う?

 

など、いろいろと考えさせてみてください。

なぜなら、その延長線上に

 

①いじめは学校でよく起きるけど、

  どうしたら減らせると思う?

②再生可能エネルギーが最近話題になっているけど

  実現には、いろいろと問題があるんだよね。

  どうしたらこれらの問題を解決できると思う?

スマホ依存の人が多いみたいだけど、

  どうしたらこの問題を解決できると思う?

 

といった、「日本社会(あるいは世界)が

現在抱えている問題」につながるからです。

これらの解決策は見つかれば、

おそらくニュースになるでしょう。

それほど深刻な問題なのですが、考え方は

我々が日常目の当たりにしている些細な問題と

さほど変わらないと思います。

「問題を考え、解決策の案を出し、試してみる。

ダメならまた別の案を出し、試してみる」の

繰り返し。こういう癖をつけておくことが

「アンテナを磨いておく」ということだと思います。

 

ぜひ、機会があれば試してみてくださ~い。