もっとも全てのバイト先に

このような方がいたわけではないのですが

 

どんな地味な世界(二流の世界)でも、

その中での超一流はすごい。

そして、それなりの評価を受ける

 

ということです。そして、

 

上にいくチャンスというのは、いつ転がってくるか分からない

 

というのもあります。例えば、今回紹介した

私が働いていたレストランに、たまたまどこかの社長が来て、

今回紹介したAさんの姿を見たら、どうなっていたでしょう?

また、私が働いていた民宿がたまたまある会社の

社員旅行に使われ、そこの社長がBさんの仕事っぷりを

見ていたらどうなっていたでしょう?

おそらく、AさんもBさんも

ステップアップのチャンスを得られていたと思います。

 

このように考えますと、どのような業界においても

自分のスキルを高めるというのは重要な気がします。

もし、現在バイトをされている方がいるようでしたら

「お金」も重要ですが、

自分の大切な時間を切り売りしているのですから

そのバイト先で一番になれるよう、ちょっと努力してみるのも

悪いことではないと思います。なんせ、そこで

ステップアップのチャンスがなくても、

「そこで磨いたスキルが今後何かの形でつながる」

ということも十分考えられますから。

実際「周りの状況から、

一番効率の良い方法は何かを導きだすこと」や

「相手への気遣い」といったことは、

多くの業界で必要なスキルでしょう。これらのスキルを

バイトを通じて今のうちに学んでおくというのは

決して悪いことではない気がします。

 

また、「そこで磨いたスキルが

今後何かの形でつながる」というお話に

関して言えば、Steve Jobs も、

スタンフォードの卒業式のスピーチ

で「点と点をつなげる」というお話をしています。

これは、日本語よりも英語でご覧になった方が「ビシッと」

言いたいことが伝わるのですが

簡単に日本語で言ってしまいますと

 

「今やっていることは、後々後ろを振り返った時

全てが繋がっているということに気づきます。だから

今やっていることがいずれ人生のどこかでつながって

身を結ぶだろうということを信じなさい」

 

といった内容です。

(ちなみに、Steve Jobs は合計3つのお話をされているのですが

残りの2つもけっこう好きです。彼は冷酷で

ひどい人間でもあったということは確かにありますが

それでも、言っていることは

けっこう説得力があると私は思いますね)

 

まとめますと、自分の置かれている場所があまりにもみじめで

生活するのも精一杯という方は、話は別だと思いますが

もし一般的なアルバイトやお仕事をされており、

少し余裕があるようでしたら「超一流の二流を目指す」というのも

悪くはないと思います。ぜひぜひ、試してみてください!