どうも~。藤井です。
今回は「父親」としてのお話をしていこうかな~と
思っています。実は今まで、「親」という視点から
ブログを書くことは避けていました。
私は(英語)教育者なので「親」としての話はしない方が良いかと
考えていたのですが、よくよく考えてみましたら、
「子育て」も立派な教育ですね(笑)。
また、今私が主に指導しているのは
大学生という「もしかすると近いうちに親になる世代」
ということもありますので、
藤井が思う「親になるとは?」という
「藤井の子育て論」というのも
今後はお話していこうかな~と思っています。
しかし、私はまだ父親4年生です。
まだまだ未熟なため、間違った認識もたくさんしていると思います。
そのため、もし「藤井、それは違う!」といったように
私の間違いを見つけた場合は、
アドバイス等いただけると大変ありがたいです。
ぜひお願いいたします m(_ _)m
ではでは、まずは根本的な質問から。
Q:子供がいて良かったですか?
私の答えは「いてくれて良かった」ですね。
理由はたくさんあるのですが、一番の理由は
「自分が変わるきっかけを与えてくれているから」です。
もう少し具体的に言えば
「少しずつだが、人の苦労が理解できるようになり、
感謝ができるようになってきているから」です。
私が思うにですが、子育てをして一番辛いのは
「自分の自由がなくなること」だと思います。
特に、子供が小さい時。子供はかわいいです!
確かにかわいいのですが、
それだけでは片付かないことが、
子育てにはあるんですね~(笑)
正直私は「子育てなんて簡単だろ~。
子供好きだし~。余裕、余裕♪」と
思っていたのですが、とんでもなかったですね(笑)。
まず、赤ちゃんの時は、朝/昼/夜問わず、
2~3時間起きに起きては世話をしないといけません。
ミルクをあげ、おむつを替え、夜はお風呂に入れ、
泣き始めたら泣き止むまで
あやしたり抱っこをしないといけません。
こんな生活が3ヵ月ぐらい続きます。
もし大変さを知りたい場合は、
試しに実験するというのもいいかもしれませんね。
例えば、長期休みの際に夜の9時からスタートし、
夜の12時、3時、6時、と3時間おきに目覚ましをかけ、
目覚ましで起きたら1時間起きて、また寝るという
ことを2~3日やってみてください。たったの2~3日ですが
大変さが分かると思います。
そして、この3ヵ月の間は、
ずっと家にいればいいだけではなく、
子供の検診だの、予防接種だの様々なイベントも出てきます。
そのため、チャレンジャーの方は平日に3時間おきに
目覚ましをかけるといったことにも挑戦してみてください(笑)
そして生後4ヵ月ぐらいになると、
4時間ぐらいの間隔になりお昼は長い間起きていたりもします。
そして、7~8ヵ月ぐらいで、やっと夜中に1度起きるぐらいの
ペースになります。つまり、最初の8ヵ月近くは
「自由に寝ることもなかなかできない」ということです。
そして、ここで紹介したのは子育てのほんの一部。
もっと細かく話すとなるとキリがないのですが、
これらの「子育て」に、仕事が入ったり、
家事が入ったりするだけでなく、子供が病気になれば
病院に連れていったりといったことが入ってきます。
どうですか?親は大変だと思いませんか?(笑)
もし、この文を読んで「あ~、大変そうだな~」と
少しでも思ったのであれば、私はこのように言いたいです。
「いいですか。そのようにして、あなたのお母さん・お父さんは
あなたを育ててくれたんですよ」
と。
感謝の気持ちが出てきました(それまで思っていたのは、薄っぺらな
感謝の気持ちだったと思います(笑))。
そして、他の子育てをしている親御さんの気持ちや苦労も
多少は理解できるようになりました。
例えば、夜8時頃にスーパーに小さい子供を連れて
買い物に来る親御さんを見て。昔の自分は
「何でこんな時間に子供がいるんだ!とんでもない親だ!」
と思っていたのですが、今は「仕方がなかったのかな・・・」と
考えるようになりました。私は今まで
「親への感謝」や
あまりできていなかっただけに、
大変感謝していますね~。
もちろん、全ての親が「親への感謝」や「他人の気持ちを理解する」
といったことができるようになるか・・・と言ったら
そういうわけではないと思います。
しかし、大変な苦労をしながら
お子さんを育てられた・・・というのは間違いないと思います。
だからこそ、お子さんが健康に育ってくれた時の
喜びは本当に大きいのでしょうね。よく「子は宝」なんて
言いますから。
そのようなこともあるため、
私は子供を教育する立場の者ならば、
できることなら、親になることをお勧めしたいですね。
そして、積極的に子育てに参加してもらうことをお勧めしたいです。
その理由は
「大切な子供を預ける親の気持ち」が
理解できるようになるから
です。
「モンスターペアレント」と言いますが、
私は親になって、初めて
「まあ、その気持ちも分からないことはないかな~」と
思うようになりました。だってそうでしょう~。
「あれだけ自分が頑張って育てた子供なんだから、
最高の教育を受けてもらいたい」
「あれだけ苦労して育てたのに、何でうちの子供は
成績が悪いの?教え方が悪いんじゃないの?」
と考えたくなるのも無理はないでしょう。
ただし「子供が大切」と思うのは、みな同じです。
だから「自分だけ苦労した」と思ってしまうと
このような「モンスターペアレント」に
なってしまうのかな~と思います。
先生もモンスターペアレントの相手をする際
「自分も子供を持つ親として、お子さんに
最高の教育を受けてもらいたいと思う気持ちは分かります」
といった「共感」を表す一言が言えたら、
少しは場が落ち着くのではないかな~と思うのですが・・・
楽観視し過ぎですかね?(笑)
(最後は、話がそれてしまいましたが、)
まとめますと、
藤井は、子供がいてくれて良かったと思っている。
その理由は、自分が変わるきっかけを与えてくれたから
です。もちろん、経済的な理由や夫婦の相性などの問題で、
お子さんを育てられないという家庭もたくさんあると思います。
そのため、「もし子供を育てる・育てないという選択肢があり
今、どちらにしようか迷っているのであれば・・・」というお話です。
「子供を育てることで、親も子供に育てられる」
とよく言いますが、まさにその通りだな~と思います。