英検 5 級
リスニング テクニック集
リスニングは文法や単語を知っていれば、あとは「慣れ」の部分がかなり大きいです。
しかし、知っておくと便利なテクニックもありますので、ここでは、それらのテクニックを紹介していきます。
No.1 イラストを参考に英文を聞き、その応答として適切なものを選ぶ問題
<ポイント>
- 最初の単語は絶対に聞き逃さないようにする。
- 最初に Wh/How の疑問詞の場合、ここを聞き逃すと答えられない場合がある(また、最初の単語だけ聞き取ることができれば答えられる問題もある)。
- <例> How old is your sister.
- She’s fine.
- She is ten.
- She is studying.
- この問題では How old が聞き取れたら、他の部分が聞き取れていなくても答えられる。
- Do you ～? や Can you ～? といった疑問文の場合、Yes, I do. / Yes, I can. のように答えられるものだけでなく、Sure. や Of course. などで答えられる問題もあるので注意。
対話を聞き、その対話に関する質問が流れるので、正しい答えを選ぶ問題
- 2 文目に答えがあることが多いので、2 文目は絶対に聞き逃さないようにする。
- <例> Do you play soccer, Tom?
- No, Ken. But my brother does.
- Q: Who plays soccer?
- Tom
- Tom’s brother.
- Ken
- Ken’s brother.
イラストを最も適切に表している英文を選ぶ問題
- 時間やページ番号など「数字」が書いてある場合は、数字が問われる場合が多いので注意。
- on / under などの前置詞にも注意。
- <例> The bag is on the table. / That bag is under the table.
英語に慣れるという意味で、日頃から英語でニュースを見るのがおすすめです。
また、楽しみながら慣れるという意味では、映画を見たり、ドラマを見たりするのがオススメです。
また、洋楽を聴くのもいいリスニングの勉強になります。
<ニュース番組>
(1)
CNN 10 - 1 日のニュースを 10 分でまとめたニュース番組。
- 比較的聞き取りやすい。
- 字幕を出すことも可能。
(2) NHK World-Japan
- 日本のニュースを英語で聞けるサイト。
- 日本のことなので、他の世界のニュースより理解しやすい。
<映画・ドラマ>
- (1) ディズニーやピクサーといった、子どもも楽しめるアニメ映画。
- (2) スポンジボブなど子供向けのアニメ。
- (3) すでに話を知っている映画。
- <ポイント>
最初は、字幕をつけて「どの単語がどのように発音されているのか?」を学びながら見るのがいいでしょう。
<洋楽>
- (1) ビートルズやカーペンターズはよく聴かれるが、自分が好きな音楽を聴くので OK。
- (2) 聴く時は、歌詞を見たり一緒に歌ったりすると良い(スピーキングの練習にもなるので)